沖縄県議会議員 比嘉京子オフィシャルブログ

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一川防衛大臣来県に抗議

作日夕刻、県議会代表質問終了後、県庁前で一川防衛大臣が県庁入りするところを平和運動センターをはじめ多くの県民が抗議のシュプレヒコールをあげた。私も参加した。、大臣は予定より早く知事との会談を終え、県議会へ移動。ネットの動画で県議会議長が昨日の本会議で全会一致で採決された抗議決議文を手渡す際「「われわれ沖縄県民は戦後66年間・・・・・・と胸を詰まらせた」、(県民の苦難の歴史と人権侵害、蹂躙に思いを馳せたのであろう)

 政府の戦前・戦中・戦後の沖縄政策は(識者は薩摩侵攻400年にさかのぼるという)一貫して平等とは程遠い。その意識は脈々と受け継がれ本音を覆いつつ沖縄と対峙している。多くの官僚、閣僚が時として本音を吐露すると大騒ぎになる。今回もその一例。私が許せないのは、国民向けには「沖縄の基地の負担軽減といいながら負担軽減にならない政策を押し付けている」し、「国民向けには沖縄県民のご理解が得られるよう精神誠意お願いしていく」。玄葉大臣に至っては「踏まれても蹴られても理解が得られるまでお願いに上がる」などのように沖縄県民の基地負担へ理解を示しているかのごとく発信しつつ、今回の田中沖縄防衛局長のように「力ずくでも政府は実行するぞ」という決意をあのような言い回しで表した。例えがたとえなだけに人間性さえもを疑わざるをえないと批判を浴びている。しかし一方では「またか」であり「やはり」である。

 総理も陳謝しながら、同時に辺野古移設への手続きである環境影響評価書の提出は予定通り行うという。陳謝と同時に移設の手続きを言う神経は理解できない。これも上記と同じ意識であり論である。 沖縄県民のノーの決意は固い。

沖縄県議会議員 ひが京子



Posted by 比嘉京子 at 2011年12月03日   12:11
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