キョンキョンのミニミニ栄養学講座 その4
続きを書くのが遅くなってしまいました。
5年に一度の“世界のウチナーンチュ大会”が開催され連日懐かしい方々にお会いしています。
今、沖縄には世界中から親戚が里帰りをしています。「ようこそ
おかえりなさい
」
と申し上げたいですね。
さて、3ヶ月で5kgの体重を減らすには
というお話でしたね。
脂肪は、カロリーが高いので注意しましょう。
その前に、脂肪は体重を減らす、またはダイエットをするという場合には重要なポイントになりますが、全く摂る必要はないのか?というとそうではありません。
脂肪には次のような役割があります。
1.身体の細胞膜の成分となります 。(タンパク質と結合して生体膜をつくります)
2.カロリーが糖質の2倍もあり多くのエネルギーを必要とする人(肉体労働をする人、スポーツ選手、成長期の子どもなど)にとっては 効果的に摂るとよい栄養素です。
3.糖質に比べて消化に時間がかかるので腹持ちがよいことも特徴です。(経験があると思いますが、ソーメン汁やうどん等は早くおなか が減りますね)
《一口メモ
》
・成長期でスポーツをする場合、食事量が活動に追いつかない場合などは脂肪
を効果的に摂り入れると良いです。
・山登りやハイキングに行く時は、あめ玉やチップスなどリュックに持
つと良いです。
・上記とは反対に、幼児期のおやつにスナック菓子をあげることは食事の時に
食欲が出ないことにつながります。(脂肪は消化に9時間ほどもかかり食欲を
妨げることが予想されます。クッキーよりビスケットがよいのは脂肪の量
がはるかにクッキーの方が多いからです)
では、脂肪の多い食品を挙げてみましょう。
脂肪100%の食品・・・サラダ油,ゴマ油など○○油、
脂肪約87%の食品・・・バター、マーガリン
脂肪50~60%の食品・・・ナッツ類(ピーナッツ、くるみ、アーモンドなど)
脂肪30~35%の食品・・・スナック菓子類
食事を減らすのではなく、嗜好品から減らしましょう。
350Kcalに相当するものとして、
・ショートケーキ1個(チョコレートケーキは400kcal近い)
・ポテトチップス2/3袋(100円前後もの)・・・袋の表示をみましょう。
・ナッツ 50gぐらい
・板チョコ4/5枚
《注》
魚の脂肪はDHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエンサン)が含まれ
脳の神経細胞や細胞膜を形成します。魚の脂は有用ですよ。
《参考》
沖縄では昔から豚は泣き声以外は食べると言うほどに豚を余すところなく食してきました。
しかも、肉は薄切りにして使うのではなく、塊で買って一度茹でてから切り分けて野菜や昆布などと一緒に料理しますね。ゆでることにより部位にもよりますが生の時に比べて
50%ぐらいの脂肪がゆで汁のなかに落ちますので、先人たちは健康的な豚肉の使い方をしていたことがわかります。焼き肉のようにスライスして炒めると脂が落ちないですね。
まとめ
・脂肪は大事だが現代は過剰に摂っている人が多いので、肥満、高脂血症(血液中の脂肪が多い)、動脈硬化、糖尿病など食べ物による多 くの病気の原因となっています。
・まず、揚げ物の回数を減らしましょう。炒め物の油の量を少しでも減らしましょう。
スナック菓子の量も考えましょう。マヨネーズなどドレッシングも油の多いものです。
少しずつ、口にいれる脂肪を意識してみませんか。
<参考記事>
諸外国では脂肪分の多いものの摂取を控えさせるために脂肪に税金をかけています。

沖縄県議会議員比嘉京子
5年に一度の“世界のウチナーンチュ大会”が開催され連日懐かしい方々にお会いしています。
今、沖縄には世界中から親戚が里帰りをしています。「ようこそ


と申し上げたいですね。
さて、3ヶ月で5kgの体重を減らすには

脂肪は、カロリーが高いので注意しましょう。
その前に、脂肪は体重を減らす、またはダイエットをするという場合には重要なポイントになりますが、全く摂る必要はないのか?というとそうではありません。
脂肪には次のような役割があります。
1.身体の細胞膜の成分となります 。(タンパク質と結合して生体膜をつくります)
2.カロリーが糖質の2倍もあり多くのエネルギーを必要とする人(肉体労働をする人、スポーツ選手、成長期の子どもなど)にとっては 効果的に摂るとよい栄養素です。
3.糖質に比べて消化に時間がかかるので腹持ちがよいことも特徴です。(経験があると思いますが、ソーメン汁やうどん等は早くおなか が減りますね)
《一口メモ

・成長期でスポーツをする場合、食事量が活動に追いつかない場合などは脂肪
を効果的に摂り入れると良いです。
・山登りやハイキングに行く時は、あめ玉やチップスなどリュックに持
つと良いです。
・上記とは反対に、幼児期のおやつにスナック菓子をあげることは食事の時に
食欲が出ないことにつながります。(脂肪は消化に9時間ほどもかかり食欲を
妨げることが予想されます。クッキーよりビスケットがよいのは脂肪の量
がはるかにクッキーの方が多いからです)
では、脂肪の多い食品を挙げてみましょう。
脂肪100%の食品・・・サラダ油,ゴマ油など○○油、
脂肪約87%の食品・・・バター、マーガリン
脂肪50~60%の食品・・・ナッツ類(ピーナッツ、くるみ、アーモンドなど)
脂肪30~35%の食品・・・スナック菓子類
食事を減らすのではなく、嗜好品から減らしましょう。
350Kcalに相当するものとして、
・ショートケーキ1個(チョコレートケーキは400kcal近い)
・ポテトチップス2/3袋(100円前後もの)・・・袋の表示をみましょう。
・ナッツ 50gぐらい
・板チョコ4/5枚
《注》
魚の脂肪はDHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエンサン)が含まれ
脳の神経細胞や細胞膜を形成します。魚の脂は有用ですよ。
《参考》
沖縄では昔から豚は泣き声以外は食べると言うほどに豚を余すところなく食してきました。
しかも、肉は薄切りにして使うのではなく、塊で買って一度茹でてから切り分けて野菜や昆布などと一緒に料理しますね。ゆでることにより部位にもよりますが生の時に比べて
50%ぐらいの脂肪がゆで汁のなかに落ちますので、先人たちは健康的な豚肉の使い方をしていたことがわかります。焼き肉のようにスライスして炒めると脂が落ちないですね。
まとめ

・脂肪は大事だが現代は過剰に摂っている人が多いので、肥満、高脂血症(血液中の脂肪が多い)、動脈硬化、糖尿病など食べ物による多 くの病気の原因となっています。
・まず、揚げ物の回数を減らしましょう。炒め物の油の量を少しでも減らしましょう。
スナック菓子の量も考えましょう。マヨネーズなどドレッシングも油の多いものです。
少しずつ、口にいれる脂肪を意識してみませんか。
<参考記事>
諸外国では脂肪分の多いものの摂取を控えさせるために脂肪に税金をかけています。

沖縄県議会議員比嘉京子
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